物流の現場では、スペースの有効活用が求められます。限られた倉庫内で、いかに効率的に荷物を保管し、迅速に出し入れできるかが重要です。そんな課題を解決するのが、今回ご紹介する ネステナー です。


ネステナーとは?
ネステナーは、簡単に言えば「積み重ねできるラック」です。使わないときはネスティング(入れ子状に収納)できるため、保管時のスペースを取らず、必要なときだけ組み立てて活用できます。さらに、種類やオプションを組み合わせることで、より柔軟な運用が可能になります。
ネステナーの種類
- 正ネステナー
- 荷物を置く棚が下部にあり、フォークリフトでラックごと移動が可能。
- レイアウト変更が頻繁な現場や、荷物を直置きしたくない場合に適しています。
- 逆ネステナー
- 荷物を置く棚が上部にあり、下部の空間にも荷物を置けるため、1台で2段分の保管スペースを確保可能。
- 天井が低い倉庫や、コストを抑えたい場合に適しています。


ネステナーの特長
- 省スペース設計 使用しないときはコンパクトに収納可能。倉庫のレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
- 高い耐荷重性能 頑丈なスチール製で、大量の荷物を安全に保管できます。
- レイアウトの自由度 固定ラックとは異なり、配置を自由に変更可能。季節商品や繁忙期に合わせた倉庫管理がしやすくなります。
- フォークリフト対応 フォークリフトで簡単に移動・積み重ねできるため、作業効率が向上します。
オプションと活用方法
- パレトップ:正ネステナーの上部に取り付けることで、上段にも荷物を置くことが可能。
- 連結ブリッジ:複数のネステナーを連結し、追加の保管スペースや作業通路を確保。
- 中間棚:ネステナー内に棚を設けることで、小型荷物の保管効率を向上。



導入時の注意点
- 高さ調整の制限:ネステナーは基本的に高さ調整ができないため、保管する荷物のサイズに適したタイプを選ぶ必要があります。
- 耐震対策:固定されていないため、地震時の転倒リスクがあります。連結ブリッジの活用や重量バランスの調整など、安全対策を講じることが重要です。
こんな現場で活躍!
- 倉庫や物流センター
- 入出庫作業の効率化に貢献し、繁忙期の保管スペース確保にも最適。
- 季節商品や一時的な保管が必要な荷物の管理に便利。
- メーカーの生産ライン
- 部品や半製品を一時的に保管し、ラインへの供給をスムーズに。
- 工程ごとに移動させやすく、生産ラインの柔軟性を高める。
- スーパーマーケットや小売店のバックヤード
- 陳列前の商品を整理し、必要なときにすぐに取り出せる。
- セール時の在庫増加に対応し、保管スペースを確保。
ドットアークスのネステナー
当社では、さまざまなサイズ・仕様のネステナーを取り扱っています。お客様の業務内容や倉庫の環境に合わせた最適なご提案が可能です。
「倉庫のスペースをもっと有効活用したい!」という方は、ぜひ 株式会社ドットアークス までお問い合わせください。
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